せいです。今0時30分。ついさっき帰ってきたのですが^^
『龍神村へIターン移住された方々と龍神地域審議会との懇親会』という会に参加してきました。県外から移住してきた僕たちがどのように感じて、どんなことを望んでいるのかを知りたいという趣旨でこの会がもたれたようでです。とてもうれしいなって思いました。審議会の方がたもみんなとても温かかったです。また、Iターンの方たちの想いというのはじっくり意見を話し合っているわけではありませんが、本当に望んでいることは同じなんだなって、それもまたうれしく思いました。それは、、、
「本当の意味での安心できる場所であってほしい。」
その中でも、ネオニコチノイド系の農薬の話を切実に語っていました。ネオニコチノイドとは、農薬の量が少なくても虫を除去できるものとして、日本では一気に広まった農薬だそうです。わんちゃんや猫ちゃんにも動物病院でダニやノミの除去に今推進しているフロントラインなどにも使われているようです。ですが、これがとっても怖い存在だと知りました。すでにフランスなどヨーロッパ各国では使用中止命令が出ているそうです。ですが日本ではどんどん推進しているうえに、減農薬とうたってて販売している野菜ははほとんどこの農薬を使ったものだとも知りました。フロントラインは猫が死んでしまったという事例も出ているようです。ちょうどうちのわんちゃんもダニ問題で僕たちもとても悩んでいました。知識がないときはフロントラインを打とうとも話が出ていましたが怖いですよね。僕も知ったのは最近です。今回も一緒に参加していたチェンソーアートの世界チャンピオンの城所ケイジさんからその話を聴きました。今回も審議会の方たちへ熱く語っていました。
「ネオニコチノイドは日本の国策で広がっていますが、
僕たちの食卓や子供たちの安全を思うなら早く手をうつべきです。
龍神村ができなければ、他の地域ではなかなか難しいでしょう」
心が熱くなります。
龍神村は4300人ぐらいの小さな村です。時代背景にも平野が少ないため専業農家があまりおらず、自家用で農業をされている方が多いそうです。この村だったら他の生業としている専業農家の方たちの、明日の生活が関わるようなリスクを負わず、変われる可能性があります。僕も発言させてもらいました。「心から龍神村が大好きだと言える村であったほしい。」と。
本当の安全ってなんなのでしょうね。残念ながら今の世の中にはそういう場所は減ってきているのかもしれません。この龍神村ではそんな安心できる場所。温かい、優しい村人の存在。そして、本当の意味での農薬や化学肥料、科学物質づけにならない野菜やおいしい食べ物。観光業ではなく、本当の意味での住民や子供たちに安心を届けられる龍神村になれたらなって心から思います。できたら本当に素敵ですよね。日本中、世界中にそういう場所がたくさんできたらなって思います。
ちょうど8月8日から東京からですが、『未来の食卓』というドキュメンタリー映画が始まるそうですね。フランスの南にある小さな村のお話で、すべての学校給食をすべて安全な食べ物(オーガニック)にしようという試みを映画にしたものらしいです。素敵ですよね^^
僕たちが求めているものは安心だと思います。そんな安心感に包まれた素敵な世の中になればと心から思います。龍神村から、また日本中、世界中の小さな村から、もちろん大きな町から、都市からも、本当に安心できる世の中を生きる人が増えたらと思います。僕たちにできることは小さいかもしれないけれど、せめて自分自身や、大切に思う人には安心できる環境を作ってあげたいですよね。僕も大切に顔晴りたいです。素敵な世の中になりますように。愛をこめて せい
以下、映画「未来の食卓」の予告ムービーです。
「あなたのおいしい、危なくありませんか?」というコピーが上の話にぴったりですね。