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映画『ミツバチの羽音と地球の回転』(監督:鎌仲ひとみさん)

こんにちは。詩人のせいです^^寒くなりましたね。その後いかがお過ごしでしょうか。出会ってくれてありがとうハウスの庭には霜が降りて、白くなっていました。二日前だったか、Tシャツでも過ごせるぐらい暖かいときもあり変な感じです。

いろんなことをシェアしたいのですが、忙しくしていて発行できなくてごめんなさいね。昨日夜は映画『ミツバチの羽音と地球の回転』(監督:鎌仲ひとみさん)を観てきました。山口県瀬戸内海の海にある祝島という小さな島近くに海を埋めて原発ができること、持続可能なエネルギーにシフト転換したスウェーデンの事例を通じて、地球の未来の指針を呼びかけるものでした。

スウェーデンは早くから脱原発をしていて、ヨーロッパ中にそれは広がりました。ですが2008年に原発は必要だと国策が変わったのですが、それでも実質動いていないそうです。その理由は、市民が電気を買うとき、「何で生んだ電気か」を選んで買える仕組みがあるからです。市民たちが石油系、原発系の電気は買わないという意識の人がたくさんいるためです。日本しか見ないとわからないことが多いですが、世界の常識は確実に変わっています。日本はヨーロッパと比べて50年遅れていると言われています。

映画を見て、希さんはなんか悲しいねって言いました。原発反対をしている人たちは漁業をされていたり、海や自然の恩恵を受けて生活をしている人たちです。人生をかけてやっている人もいます。でも、外からは「あなたたちはみんなに迷惑をかけて恥ずかしくないのか」とも言われるそうです。中国電力の方たちも「第一産業で本当に食べていけると思うのですか?」「自然は壊れませんから」「雇用を産んで皆さんが豊かになります」など、その土地の人たちに敬意を評さないことを平気で伝えていました。たくさんの方が、人生をかけて情熱をかけています。また、企業、行政の方たち、何より村人たちも二分されてしまったこと。それが一番悲しいです。

そのエネルギーが同じ方向へ向かえるならとても素敵な世界を築くことができます。スェーデンはそうして変わったそうです。今までのものを変えることは怖いものです。でも変化することは成長することです。子どもたちに何を残したいのか、未来にどんな世界にしたいのかをたくさん話し合える世の中になればなって心から思います。

映画が終わって監督の鎌仲さんとも少しお話ができました。僕たちも3人という小さな集まりですが、地球と調和したライフスタイルを築くこと、それを活動からも実践していこうと挑戦していますと伝えました。すると「3人もですよ^^」と言ってくれました。小さい方がいい。小さくても大切に形にしていく方がいい大切だととも確認しました。いろんな形で、日本中にいろんなやり方で仲間がいる感じがしてうれしいです。

祝島の人たちができることは時間を遅らせることしかできないと言っていました。その間に世の中が変わるのを待つしかないと。。。日本はいつ変われるでしょうか。僕たちにできることは、具体的に何かできる人はしてほしいし、たとえできなくても、そのために意識を向けてあげられたらと想います。素敵な世の中になりますようにとか、自然や地球やすべての生命が大切にされる世の中になりますようにとか、自分もそんな自分になれるかな。。。なりたいなとか、思う人が増えたらうれしいです。僕もそんな僕でいたいです。

皆さんの毎日がたくさん素敵なものでありますように。地球に生きるすべての人が、すべての生命が大切にされる世の中になりますように。
愛をこめて せい

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