過去記事

山路紙紙漉き工房 奥野夫婦


昨日龍神村のIターンの先駆者さんでもある
奥野夫婦とお会いしてきました。
奥野さんは、和紙作りに魅せられて、地元の山路紙という和紙の文化も復活させるなど、
龍神村の最初に入植された方のひとりです。

ずっと僕も和紙を使っているので、地元産であったり、
顔の見える関係のものを使いたいと思っていたのですが、
少しずつですが地球の調和したものに、地元の物に変えたいです。
コストでいうと、もちろん高くなりますが、
それ以上のメリットともっともっとメリットという言葉では足りないぐらいの、
大きな意味があると思っています。
今の経済社会の転換のモデルとなりたいので、少しずつですが形になります。
また近くこのことはきちんと伝えていきたいです。

奥野さん夫婦は、上の写真のように^^
本当に紙が好きなんだなって思うことが何度もありました。
僕は自分が使っていた和紙は、和紙じゃないよって言われました。
なぜなら、最近は韓国楮というのを使っていたから韓紙です^^

また僕がいつも取り寄せていたのは、和紙のむらがよくあるので、
それが手すきなんだと思いこんでいたのですが、
僕の持ってきていた和紙・・・韓紙を見て^^
「僕じゃあ、これは失敗で販売できないなあ」と言います。。。

他にも、100円ショップで買っていた半紙を見て、
40枚も入っていて、結構立派な半紙なので、
これが一枚2.5円。。。信じられないという顔をしていました。
おそらく海外で創っているのでしょうが、
現地ではどんな賃金でやっているのか。。。
写真のように、奥様とじっと100円ショップの半紙を見ています。
僕はそんなに一生懸命見たこともなかったので新鮮でした。

僕の興味の持つところとは全然違うところの話になるので、
とっても面白くて、改めて僕は何も知らないんだなとも気づきました。
でも、僕は知らなくても、
本質を大切にしながら活動している人と友達になれたらと心から思いました。
その人からあふれるものを僕も使っていきたいと思いました。
それがその人の小さいながら応援にもなるのですから。。。

そして、最後のこの一言で、奥野さんを大好きになりました^^
「改めて見ると、僕の紙は本当にいいよなあ。。。」と。

奥様は、また~と少し苦笑いをしていましたが、
僕はすばらしいことだって心から思いました。
僕も、自分の作品、本、自分が届ける想い、
自分から出るすべてが愛おしいと思っています。

自分が心から大切と思うものを提供できることは、
とても素敵なことだし、それがないと僕はいけないような気がしています。
アーティストではなくても、自分から出るひとつひとつが好きになってあげられるよう
大切に自分を成長させてあげたいですよね。
自分を好きになるとはそういうことだと思います。

またどこかのタイミングでは、奥野さん和紙に変わります。
受け取ってくれる方楽しみにしていてくださいね。

以下奥野さんの活動の紹介です。
龍神観光ナビより転載

山路紙紙漉き工房
〒6450414 田辺市龍神村安井
0739-78-0185(自宅)0739-78-2228(工房)
http://www.wecom.jp/ryujin/contents/densetu/index.cgi?v=94701&p=

手すき和紙 紙漉き体験
奥野さん夫妻の作業場でもあった龍神村アートセンターが2009年4月から、国道425沿いに移転しました。
十分な作業スペースがあるので、紙漉(す)き体験の施設としても今まで以上に利用しやすくなっています。

体験は1人3,500円(材料費込み、所要時間2?3時間)※要予約
・楮の樹皮が紙になるまでのほとんどの作業工程が体験できます
・できた紙は、後日郵送でお届けします

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