「生んでくれてありがととう」「父ちゃん、母ちゃんが結婚してくれてありがとう」「私たちを選んでくれてありがとう」
6月17日父の日、私の店でせいさんが“絆”をテーマに講演会と詩を書いてくれてました。
私も、家族4人のための詩を書いてもらいました。その時、下の娘は愛いっぱいの言葉に感動し、目に涙をためてよろこんでいました。娘の姿がとても愛しく思いました。そして、4人でいっしょに居られることを幸せに思いました。
その日の夜、自分だけの詩を書いてもらった二人が寝る前に『せいさんの本を読んで!』というので読みました。
『出会ってくれて、ありがとう。あなたと出会えてよかった・・・・・』から始まり、次のページ・・・・・
『出会いは奇跡だと思うからです・・・・・』そこで、長男が私に向かって言うのです。「かあちゃん、俺を産んでくれてありがとう」・・・・・ドキッとしました。その後、娘が「とうちゃん、かあちゃんが結婚してくれてありがとう」あわてて私は言いました。「かあちゃん、とうちゃんをえらんでくれてありがとう」・・・・・後から後から幸せな気持ちがあふれてきました。
6年前、主人と私はとても辛く悲しい体験をしました。それ以来、私たちは少し変わりました。心から安らげることがなかったのです。そのために、子どもたちにもとても厳しくしてしまうことがありました。いつもどこかで子どもたちに申し訳ない・・・・・という気持ちがありました。
それなのに、この子たちは私たちに『ありがとう』を言ってくれたのです。こんな私に『産んでくれてありがとう』と言ってくれました。心の奥に深く刻まれた悲しみと憎しみが、この子たちのおかげでやっと消えていきそうです。これから本当に心から『し・あ・わ・せです』といえそうです。
せいさん!!あなたと会えてよかったです。この本に出会えてよかったです。
子どもたちに『出会ってくれて、ありがとう』