8月18日・19日とアピタ浜北店の夏休み特別企画イベントに行ってきました。
たくさんのお客さまにお越しいただき、せいさんに触れてあたたかい時間を過ごしていただきました。本当にありがとうございました。
浜北店でのイベントは今回で3回目。
前回お越しいただいた方がまた来てくださったり、お友達から聞いて来てくださったり、前回から気になっていたという方が来て下さったりと、少しずつではありますが、せいのことを知ってくださる方が増えてきたように思います。とってもうれしいことです^^
今回、私が印象に残ったお母さんのお話。
その方は、詩をもらうために来たのではなく、せいさんがどんな人なのかを一目見ておきたかったと言いました。私が、せいさんをご存知なのですか?とたずねると、お母さんは少し寂しそうに息子さんのお話をしてくださいました。
「私の息子ね、昨年亡くなったの。せいさんからもらった詩が家に飾ってあってね。せいさんの詩に励まされたって言ってたのよね。だからせいさんが来るっていうから、一目見ておきたかったの。」
詩をもらいに来たときは、すでに自分がガンであることを知っていたそうです。彼がそのことをせいさんにお話したかはわかりませんが、自分という存在が大切で愛されているということを感じた時間になっていたらうれしいなと思います。お母さんにとっても、息子さんが見ていたものを、一緒に感じる時間になったのかと思うと胸が熱くなります。少しずつ、優しい気持ちが広がっていると私自身も感じた出来事でした。ありがとうございました。
もうひとつ、息子をサポートするお母さんの姿に感動をしたことがありました。
携帯電話を持った男の子がツンツンと私の背中をつつきました。電話をのぞくと「お父さんとお母さんの妹にメッセージを書いてもらえませんか?」と書いてありました。彼は耳が聞こえないので、メールを使って私と会話をしてくれました。お母さんは手話で彼のサポートをしていましたが、自分で出来ることはやらせているようで、何かあると私のところまで来て、してほしいことを伝えてくれました。
私の甥っ子は筋ジストロフイーで、たまに「僕のためにごめんね。」と申し訳なさそうに謝ることがあります。サポートをする私たちは何も思っていなくても、負担をかけている感じるようです。私は「ごめんねより、ありがとうの言葉のほうがうれしいな」と言いますが、少し切ない気持ちになります。
イベントに来てくれた彼がただ耳が聞こえない事実があるだけで、みんなと変わらない姿にとっても感動をしたのでした。
そのほかにも、家族5人でせいさんに詩をもらい、お父さんが感動して何度も何度も「よかった。よかったね。」と繰り返し家族に伝えていたお父さんの姿にも感動しました。
お越しいただいた方には、せいさんの前だけではなくスタッフとの一つ一つの時間にも感動をしていただけるような空間作りをしたいとがんばっていますが、その分、自分たちが感動をするようなお話を聞けたり、感動するような姿を見たりできているような気がしました。
本当に出会ってくれて、たくさんの感動をありがとうございました。
わざわざこのイベントのために、岐阜から車で駆けつけてくださったユウコさん、ありがとうございました。
そして、スタッフのミツギさん、レンさん、ユキエさん、素敵なイベントになったのは、3人の優しさがあったからと思います。本当にサポートをしてくれて、ありがとうございました。
アピタ浜北店の店長、担当に山田さん、ユニー本部の藤岡さん、このようなすばらしい機会をいただき本当にありがとうございました。
店長が「いままでにないようなイベントでいいね。」とおっしゃってくださったので、きっとまたアピタ浜北店さんで、みなさんにお会いできると思います。本当にみなさんありがとうございました。
次回はアピタ静岡店のイベントです。
2007年9月15日(土)16日(日)17日(月)
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