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『すべての生命が幸せでありますように』

『すべての生命が幸せでありますように』
せいです^^新年明けましておめでとうございます。今年最初のメールマガジンです。いかがお過ごしでしたか^^僕は不思議な夢を見たり^^和歌山県全土(高野さん以外)をまわってみたり(南の那智勝浦にとても感動しました)、テレビゆっくり見たり^^そして昨日は現代人っぽく^^アバターという映画を見てきました。話題になっている映画のひとつだからご存じの方も多いでしょうか。少しでも興味を持っている方ぜひご覧になってみてください。
簡単に内容を伝えると、パンドラという星にナビィという先住民がいるのですが、その聖地の下にキロ20億で売買される資源が眠っていることに気付きます。でもナビィにとって森は神であり、自分の一部であり、自分も森の一部だと知っています。そこに人間がお金目当てに森を侵略するというストーリです。昔アメリカ大陸へやってきて、アメリカインディアンを追いやって開拓したときに似ています。時代は変わりましたが僕が子どものときは西部劇などがあり、正義は現代人で、インディアンは悪者でしたね。何が正義か何が正しいのか。主人公もそのことを考え変わって行きます。とっても感動し、とても考えさせられ、地球のことや宇宙のことや自然のことを理解して創っているんだろうなって思いました。宮崎駿さんや手塚治虫さんの世界に近いと感じました。また映像も今までの映画の常識を変えるほどの本当に美しいものでした。しかも3D映画で見ました^^

僕たち現代人は何の疑問もなく、今の便利快適な生活を生きています。森を見ても、木を見てもただの木としか見えない僕たちがいます。自然の声を聴くこともなく、虫がいれば殺虫剤を手にとり簡単に殺してしまいます。自分の心の声すらも聴こえにくい世の中です。すべての人が意味があり、必要だから存在しているように、すべての森や木や動物、草や菌たちに至るまで必要があるから存在しています。ひとつひとつに命があり、大切な存在だと気づける人が増えてほしいなって心から思いました。
去年暮れ、城所ケイジさんというチェンソーカービングの世界チャンプの方とこんな話をしました。映画を紹介してくれたのも彼です。『俺はほんの少し前までは本当に自分のことしか見えていなかった。お肉も大好きだったし、虫も殺すし、そのことに何の疑問も持たなかった。今は自分は死ぬのは怖くない。俺の生命で何かの絶滅危惧種が生き残れるなら喜んで死ねる』と。熱い方ですよね。僕も続けて言いました。『僕も死ぬのは怖くありません。僕にとって死ぬことより嫌なのは、ひとりひとり、ひとつひとつの命が大切にされないことがたまらなく悲しいんです』と。肉を食べない理由も、それがいい悪いではなく、大切にされない命がたくさん出るのが嫌なんです。映画の中でもナビィたちは動物を殺すけれど、苦しまないように、悲しまないように殺し、大切に自分たちの一部になるよう食します。アメリカインディアンもたくさんの少数民族たちもそう
です。

僕の願いは今の世の中を非難したいことではありません。僕の願いは世の中を素敵にしたいんです。すべての生命が幸せでいてほしいんです。できることは本当に小さいということもよく理解しています。でも精一杯できることはやりたいんです。でも、笑顔とユーモアとともに^^
グータラしていても、こんな自分だめだなって思う自分もいてもいいんです。今は虫が嫌いでもいいんです。でも目指す方向として、優しい自分でいたいなとか、自分の人生なんだから精一杯生きたいなっとか、そんなことを思ってほしいんです。愛に生きる人が増えてほしいんです。心から幸せだと言える人が増えてほしいんです。僕も心からそんな自分でいたいです。。。
今僕も精一杯の気持ちを伝えさせてください。たくさん幸せしてくださいね。皆さんの毎日が、2010年が素敵なものでありますよう心から願っています。今年もよろしくお願いします。
龍神村より愛をこめて 2010年1月4日せい

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